週刊誌の賭博に関わった力士の記事をきっかけに、相撲界と暴力団との関係が次第に明らかにされつつあり、親方衆にも捜査の範囲が広がってまいりました。そもそも、時代背景も今とは違う昔から地方巡業で地元有力者、政治家、「タニマチ」に混じってヤクザ(暴力団)との付き合いもあったと思います。そうゆう中で、罪の意識や悪いこととは認識しないで、今日まで来ていたのではないでしょうか?厳密な意味でまったく関わりを持たない力士はいないだろうと思います。違法行為という点に絞り込んでも、時効という壁を取り払った場合、今の親方衆を含め相撲界の存亡にかかわるような規模の事件になっていくのではないかと危惧しております。このところの相撲人気の低迷の中、大口のスポンサー撤退、NHKのテレビ放送中止などが重なってくると興行としても成り立たなくなって来ますが、こうなったからには、力士のOBだけで構成する協会幹部に相撲界以外から人を招き、力士の教育から再建策まで総合的に改善していかなければ再興はないでしょう。
さて今日は、成就院前の紫陽花です。
コメント