Boxing Dayの昨夜、イングリット・フジコ・ヘミング(Ingrid Fujiko Hemming)さんの
ピアノコンサートが比較的近くの施設でありましたので、行って来ました。
81歳とは思えぬ立ち居振る舞い演奏で、さすが著名なピアニストだと感銘しました。
僕は、そもそも、ピアノコンサートなどに出かけるタイプではないのです。
先日、従兄弟の娘さんが、東京芸大ピアノ科の卒業公開試験が奏楽堂であり、
その演目がムソルグスキー作曲の組曲「展覧会の絵」でした。
堂々とした演奏で、試験なのに会場から、おおきな拍手の中、
”ブラボー”という掛け声がかかるほどでした。
松戸市の「森のホール21」で、フジコ・ヘミングのピアノコンサートがあり、
その演目に「展覧会の絵」がありましたので、
聴き比べてみようと、出かけたのでした。
従兄弟の娘Yちゃんも、ママと共に板橋区のオーケストラの一員であり、
オーストリアや、ハンガリーに留学経験をしており、
来年は、イギリスへ2年間の留学も決まっているという
なかなのレベルに達している筈なのですが、
両者には、素人の僕にも分かる違いがありました。
奥の深い道に首を突っ込んでしまったYちゃんの今後の
苦労が忍ばれた一夜でした。
フジコ・ヘミングさんは、どこかで現在81歳になっていることを見た記憶が
あるのですが、パンフレットのプロフィールには明記されておりません。
とてもお元気そうに見えましたが、約2時間のコンサートが終わっての挨拶で、
若干弱気な言葉がありました。
「最近体調が悪くて、今日も頭がボー~としていて、どうなるかと思っていました・・・・」
という主旨の話がありましたが、演奏は繊細な中にもパワフルな面も見せてくださり、
とても体調がすぐれないようには感じませんでした。
今後も元気で、世界中のフアンを喜ばせて欲しいと願うばかりです。
会場で、販売しておりました五枚組の絵ハガキです。
買い求めたのは、下記の魔女シリーズでしたが、
他に、猫、花、女などのシリーズもありましたよ
どの絵も、楽しそうな魔女ですね~
ホールでの席は、3階でしたので、
オペラグラスでピアノを弾く手指の動きが良く見えました。
しなやかに、時に強く鍵盤上をなでるように動き、音を奏でるのを見て、ギターのコードをうまく押さえられず歳のせいかなと思っていましたが
高齢者の僕でも、努力すれば、いい音が出せるようになるかも知れない!?
と、勝手に思ったのでした。
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