昨夕、カッパドキアの洞窟ホテルに到着、気球ツアーは風が強いと中止される
ので、カッパドキア滞在の二日間の初日の今朝、条件が良ければ気球に乗ろうと
暗いうちから、気球運行会社の待ち合わせ室で待ったが、風が規定より強く運行中止。
一日、カッパドキア各地の観光に出かけた。
朝食後、ホテル前を散策(標高 1,200m)
どこを見ても岩山の殺風景な景色の中、名は知りませんが
日本でも見かけたことがあるような花が何種類か咲いていました。
ホテル前の奇岩群の中へ歩を進めてみました。
なんだか、スペインの建築家ガウディーが設計したアパートのような
雰囲気のある岩に掘られた住居跡です
逆光ではっきり見えませんが、我々が泊まった洞窟ホテルです
翌日、村の中を散歩した散策した感じでは、上の部類に入る
ホテルだったかも知れません。
ホテル前の散策、最高地点まで行くと、遠くにウチヒサールが見えました。
それにしても、こんな中には住みたくないな~・・・
カイマクル地下都市入口にむかう道の両側にはお土産物屋さんが
軒を連ねており、呼び込みの声が追いかけてきます。
地下都市への入口です。
中が迷路のようになっているせいでしょうか、出入口には
カウンターがつけられていました。
ここの地下都市は8層になっており、多いときは8,000人の人々が
敵の目から隠れ住んでいたそうです。
見学は、地下4階迄です。
内部の通路は狭く、頭をぶつけないよう身をかがめて、
入り組んでいるので前の人に続いて、
土埃の舞い上がる地下都市の中を、
一方通行で巡って無事に地上に帰還しました。
鳩の谷と呼ばれる場所です。
浸食された岩肌に開けられた無数の穴を利用して
鳩を飼っていたようです。
鳩の糞をブドウ畑の肥料にしていたそうです。
いまでも、鳩の姿がありましたよ
ウチヒサールの全景がよく見えました。
ウチヒサールとは尖った城塞を意味するようです。
城塞ですから、敵の侵入を防ぐ目的があったんですね
ウチヒサールです。
鳩の谷から見たのと反対側です。
ここでも、お土産屋さんの間を抜けて城塞の前に来ました。
宮崎アニメの世界のようです。
今でも、人が住んでいるんでしょうか?
窓ガラスに生活の匂いが感じられました。
足場は良くないけど、登れるところは何か所かありました。
しかし、何とも言えない形ですよねー
この辺りは、昔火山活動により体積した灰が100mも積もっているそうです。
火山活動が終わった、12,000年前から雨・雪などで浸食されこんな形に
なってきたのだそうです。
頭の部分は浸食されずらい硬い玄武岩だそうです。
まるで、キノコのように見えます。
地元ではこのキノコの岩の中に妖精が住んでいるといういわれもあり
「妖精の煙突」と呼ばれているのだそうです。
エッ!、トルコ語で何んていうかって?
聞かなかったし、調べてません。
この岩は、スリーシスターズと呼ばれており、
ガイドブックにも載っております。
腰を下ろして奇岩群を眺める人や、記念撮影をする人で
賑わっていました。
このグループもイスラム圏の方々なんでしょうが、トルコの方でしょうか?
日本のように地震が多かったら、上の帽子落っこちてしまうでしょうね・・・
ローズバレーの名物おじさん(現地ガイドによる)、
ガイドお勧めの、乾しイチジクが一番人気で飛ぶように売れていました。
ここローズバレーの岩肌は、ピンク色をしており、
夕陽が当たると、真っ赤に染まるようで、地元の若者の
カップルが夕暮れ時に集まってくるようです。
恐怖のジュウタン屋さん
ガイドお勧めのトルコ絨毯屋さんに寄り、
目の保養をしてまいりました。
日本語の堪能な社長の案内で、絹糸をつぐむところから、編むところなど
案内していただき、最後(本当の目的)にトルコ絨毯の販売になりました。
従業員総出で、大広間でまずは甘いトルコティーを飲ませ、
商品を次々と広げ、座らせ・触れさせ、見込みがありそうな客を
別室に引き入れ、細かな商談に入る。
我々も、まんまと敵の戦略に乗り、一枚買うことになってしまいました。
トルコ商人の粘り強さは尋常じゃー無いな~と感心してしまいました。
絹糸だけで織ったジュータンです。
確かにすばらしいが、高価で逆立ちしても手が出ませんでした。
長持ちするよ!一生使えるよ!
と殺し文句のつもりで言ったんでしょうが、
こちらは、もう先があまりないんでと必死に逃げました。
しかし、敵もさるもの!
親子代々、受け継いで使えるよ!との言葉が追いかけてきたのです。
聞こえないふりをして、仲間の元に逃げ込んだのでした・・・
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