五千円札の肖像になっている樋口一葉ですが、
恥ずかしながら、樋口一葉について、何も知りませんでした。
わずかに知っていたのは、高校受験のため覚えた
「たけくらべ」、「にごりえ」、「十三夜」という小説を書いた人で、
肺結核により、若くして亡くなってしまった。
ということと、
教科書に載っていたぼんやりとした肖像画くらいでした。
今回、浅草寺の秋の風景を撮ろうと、
酉の市で有名な鷲神社を経由して行くため、
歩いていたら、一葉記念館の案内版が目に入ったので、
立ち寄ってみました。
年配のご婦人方のグループが3組ほど見学しておられました。
男尊女卑という当時の風潮の中で、
女流小説家としてがんばり、高い評価を受けたことが、
現代の女性に人気がある理由なのでしょうか?
それとも純粋に作品に惹かれてのことでしょうか?
若くして亡くなったという同情でないことは確かな気がします。
近々のうちに、上記代表作を読んでみようと思います。
↓ 一葉記念館の外観
昭和36年5月、女流作家の単独資料館としては日本で初めて開設された。
老朽化が進んだため、平成18年11月1日、新記念館としてオープンした。
↓ 利発な少女で成績は常にトップクラスで本人は進学を希望したものの、
母の強い反対で断念したそうです。
写真は晩年の24歳のころのものですが、普通の人の顔つきではないですね
↓ 森鴎外に小説「たけくらべ」が激賞され、一葉の名声が頂点に達した。
↓ 鷲神社入り口にかけられている大熊手
↓ 境内は広く無く、先日の二の酉の賑わいの跡がまだ残っていました。
↓ 「なでおかめ」が賽銭箱の上に鎮座しております。
↓ おかめの顔が多くの参拝者になでられ、黒く変色しています。
「おでこ」をなでれば、賢くなる。
「目」をなでれば、先見の明が効く。
「鼻」をなでれば、金運がつく。
「向かって、右の頬」をなでれば、恋愛成就。
「向かって、左の頬」をなでれば、災いを防ぐ。
あごから、時計回りになでれば、物事が丸く収まる。
と、言われております。
アッ! 一つやらなかった!!
「あごから、時計回りになでる」を知らなかったので、
やりませんでした・・・・・・
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