人間(日本人)が一度手にした快適な生活を
捨てることが出来るでしょうか?
今回の東日本大震災による原子力発電所のトラブル発生を機に
原子力発電所の存続や新設が難しくなってきました。
日本(世界)の科学者の英知を集め完成した筈の
原子力発電所が自然災害の前に、打ちのめされてしまった現実から
日本(人類)は、どちらに歩みだすのでしょう?
◎ 科学の力では、変幻自在な自然災害に対応しきれないので、
事故が起きた場合のリスクを重んじ、
原子力発電は廃止の方向に歩み出す。
◎ 今回明らかになった問題点、現時点で想定し得る事態を
反映した設備・運用への改善を実施しながら原子力発電を
推進していく。
<現実問題>
① 石油・ガス・石炭などの資源はやがて無くなることは明白な事実。
② 太陽光、風力、地熱、バイオマスなどでは安定的に、大量に発電出来ない。
③ 地球環境温暖化防止は世界的課題。
④ 現在の生活レベルを維持したい。
<日本国土の地理的条件>
〇 島国で狭く、日本全国、地震を避けられる場所は無い。
(ユーラシアプレート、フィリピン海プレート、太平洋プレート
北米プレートが、日本周辺で押し合っている)
〇 静岡県の富士川を境に西が60Hz、東が50Hzと発電周波数が違うため
日本列島を縦断する電力系統が組めない。
(周波数変換設備は、わずかに100万Kwしかないのです)
原子力発電を捨てた場合、
長ーい目で見てみると、電力を発電することができるのは、
・水力発電
・太陽光発電等
ぐらいしか残りません。
これでは、家の灯りがまかなえるかどうかの発電量で
産業を支えることなど絶対無理ですから
厳しい時代となるでしょうね・・・・
(世界は同じ運命)
とにかく、今実施している節電対策を継続・拡大して
電気が無くなる日を先延ばししていきましょう!
・ この夏、エアコン無し→団扇でしのぐ。
・ テレビは一家で一台使用(複数あっても使用は一台限定)
・ 洗濯機は夜中に動かす。
・ 出来れば、電池で聴けるラジオを多用し、テレビは時間限定
・ 個人で車は乗らない。(歩く、自転車、電車)
などと、一人一人が暮らし方を変えていくことが出来れば
いいんですがねー・・・無理かなー?
最終的には、経済は負のスパイラルに入っていき、
個人の暮らしも低下していくのは避けられなさそうです。
↓ お隣の庭のチューリップ(今年の我が家のチューリップは葉っぱだけ!)
↓ 我が家の庭の八重桜(極端に花の数が少ないのです)
↓ 今日は雨風にさらされ花も、やつれていました。
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