ツアーの観光では、外から見学するだけでしたが、
添乗員の提案で、自由時間を利用して有志のみ
内部の見学をすることになりました。
ビザンチン建築の最高傑作だそうです。
最初の建物は火災で、
二度目の建物は戦乱で失い
現在の建物は537年に完成したものです。(ギリシャ正教の総本山)
日本でいえば、大和朝廷の頃に建てられたことになり
古い建物です。(見学時、修理中のヤグラが組まれておりました)
入場券です
入場券に印刷された錫杖の頭部のような模様は
他の施設、トプカプ宮殿、カイマクル地下都市などの
入場券にも印刷されており、
単なるデザインとは思えず、
何を意味するのだろう?
と現地ガイドに尋ねても分からなかった。
(世界遺産、イスラム教、オスマントルコ時代の何か・・・・????)
アヤソフィアの外観
「ビザンチン建築」とやらの概要
矩形プランの上に大きなドームを架ける技術だそうです。
従来の建築家でなく、数学・幾何・機械工学に精通した学者
を起用して建築したそうです。
ここでは、
長さ:77m
幅 :71.2m
のほぼ正方形のプランの上に
直径:31m
高さ:55m
の大ドームを戴いている。
この大ドームを支えているのは、東と西から寄りそう
二つの単ドーム。
4本あるミナレットは、オスマントルコ帝国により、
アヤソフィアはイスラム教の宗教施設である
モスクに改装された際に建てられた。
入り口付近、
この円盤に書かれているのは、アラビア文字でしょうか?
僕には、さっぱり分かりません!!
見どころの一つである中央の巨大ドームは
建設中から、「ゆがみ」が問題となっており、
今でも修復のための足場がありました。
1457年オスマントルコ帝国により、モスクに改装された際、
イスラム教が偶像崇拝を禁止しているため、
内部のモザイク画は漆喰で塗り固められた。
それが、1923年トルコ共和国となり、
アヤソフィアは博物館として一般開放された。
顔を漆喰で塗り固められていたが、6本の矢を持つ「天使セラフィム」の顔の部分
が復元されこのように見られました。
ただ、僕には、このフレスコ画の顔は「天使」という言葉の響きと、
イメージが重ならなりませんでした・・・・
これは、「聖母子のモザイク」というモザイク画です。
修復作業によって復元出来た、マリアとイエスキリストです。
この絵の下には、アラビア文字の円盤、真下にミフラーブと
イスラム教的なものに囲まれているにも関わらず、
アヤソフィアが元はキリスト教教会であったことを示しています。
アヤソフィアの出口付近
アヤソフィアの出口付近から見上げたアヤソフィアの外観
自由時間を利用しての見学でしたので、時間が無く
上階にあるという貴重なたくさんのモザイク画を
見ることができなかったのは、ツアー旅行の悲しさ!
・ディーシス
・聖母子と皇帝家族
・キリストと女帝ゾエ夫妻
などなど、観たかったな~
また、モザイク画以外にも興味あったのは、
北西奥にある湿った柱に銅板があり、この銅版の穴に
親指を突っ込んで手のひらを1回転させながら念ずる。
もし、その指が濡れていたら願いがかなう
などと言われているスポットにも立ち寄れなかった~
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