東日本巨大地震は、M9.0、ということになり、
日本の歴史上最大の地震であったことが判明しました、
多くの被害者を出してしまったことを
どう考えればいいのでしょう?
三陸沖は地震多発地帯で、行政側も様々な地震対策を
とってきたのでしょうが、
想定し得ない巨大地震であったので、これら様々の対応策が
機能しなかったのでしょうか?
福島原発の現象も、日本の優秀な科学者がその知恵をふり絞って
何重もの安全対策を施してきたのでしょうが、
見せてはならない姿を地域住民、県民、国民、世界の人々に
さらしてしまったことが残念でなりません。
逆に言うならば、この巨大地震に合いながら、
自動停止し、何事も無かったかのごとく悠然としている姿を
見せてくれていたら日本人として誇らしい気持ちに
なっただろうと思います。
後で、「想定を超える規模の地震であったから・・・」のような
コメントは聞きたくないと思うのは僕だけでしょうか?
それとは別に、明らかになってきた津波による恐ろしいほどの人的被害、
結果論でもいから、津波から身を守る方法があったのでしょうか?
あの地形や道路条件の中で、
地震発生後、津波が来襲するまで最短で
30分あまりあったようですが、
仮に、ただちに徒歩で高台を目指して避難して
いたら助かったのでしょうか?
病人や足の不自由な弱者等を車などで
移動させるには普段から相当訓練していないと
難しいだろうことは承知しています。
地震発生から、津波来襲までの時間が分かっているのは、
・ 岩手県大船渡市 30分後 (3.2mの津波)
・ 福島県相馬市 約1時間後(7.3m以上の津波)
・ 岩手県釜石市 35分後
・ 〃 宮古市 〃
・ 宮城県石巻市 〃
だそうですが、津波情報を聞いて、「着の身着のまま」高台を目指した
としたら、どうだったのでしょうか?
人間そんな時、なかなかそこまで、徹底出来ないかも知れません
僕だったら、しばし様子を見たりして、初動が遅れると思います。
悪いことは重なるといいますが、
余震がひどく無いこと、
30年のうちに起るとされている東海地震が起きたりしないこと
などを願うばかりです。
僕のような老兵でも、復興へのお手伝いが出来ることがないか?
情報収集しながら考えてまいりたいと思います。
合掌・・・
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