竹田城跡は平成18年に、日本100名城に選定されてから
全国的に知られるようになり、近頃では「天空の城」としてCMにも
登場するようになり、観光名所として定着しました。
僕らが訪れた、すぐ後でテレビの旅番組で紹介されていました。
同じ山城の安土城に行ったことがありますが、
規模は小さいものの、石垣などがしっかり残っており
全体像がつかめるだけに感動しました。
季節を変え、春の桜咲くころ、青葉茂る頃、紅葉真っ盛りの頃、
そして雪をまとった頃、さらに雲海が湧きやすい11月頃と
四季折々訪ねたいが、我が家からは遠すぎる。
たぶん気にしていれば、何らかの目で見られる情報を
逃さないようにしていきたいと思っています。
我々は羽田から伊丹まで飛行機を使いました。
富士山が綺麗に見え、カメラのシャッターを切り続けたのでした。
団体でしたので、伊丹の大阪国際空港から観光バスで
竹田城跡の大駐車場まで行き、道路幅の関係で
マイクロバスに乗り換え、第二駐車場まで行き
入場口で、300円を払い、
徒歩で20分くらいで、石垣が見えるこの地点まで
上がれます。
さらに、歩を進めると、東南側石垣の全容が見えます。
一番高いところが本丸跡(標高:353.7m)です。
石垣の間を縫ってさらに登ります。
入口で杖をかしてくれるので、
二本でも三本でも使って転ばないように登ります。
人が3人立っている低くなっている場所が、北千畳です。
三の丸に立っている観光客
二の丸から、南二の丸、南千畳を見た景色
1443年完成ですから、570年経っている石垣です。
石垣の角の部分は、「算木積み」といって、
長方体の石の長辺と短辺を交互に積んでいく
技法がとられており、石垣の強度が増し
崩れにくくなっているそうです。
角でない部分は、「穴太積み(あのう ずみ)」と言われる
積み方で、安土城、姫路城と同じ積み方です。
穴太積みとは、大津市坂本町穴太に住む
「穴太衆」という人々が持つ石積み技法をいうそうです。
城跡の裏側(北西側)は切り立った崖となっております。
桜の木があり、平坦な場所があるので
花見シーズンは賑わうでしょうが、
何せ山城、そんなに広くないので
場所取りは大変でしょうねー・・・・
(アルコール飲めるのかなー?、上にはトイレ無いしな~・・・)
二の丸跡から天主跡を見る
写真の下から上がってくる観光客は三の丸からの帰り
二の丸跡から、南千畳方向を見る
竹田城跡の北西側を走る播但道路の橋脚が印象的な景色です
JR西日本播但線「竹田駅」と城下町
まっすぐ山間に向かって伸びているどうろは、国道(?) 277号線
南千畳から北方向を見下ろす
時間があれば、この町に一泊し、立雲峡か藤和峠から
雲海に浮かぶ城跡を写真に撮ることが可能ですが
天候に左右されるので、よほど運の良い方でないと
観れない・・・?
最近のコメント